20型と現行30型プリウスの違いは?
平成15年にデビューした20型プリウスは、21年に30型プリウスへと進化しました。ボディーがひとまわり大きくなるとともに、エンジンは1500CCから1800CCに大きくなりました。
スタイリッシュになったデザインとその抜群の経済性で、30型プリウスの販売台数は一気に国内トップへと踊り出ました。その経済性は、20型、30型とも抜群です。カタログ上の燃費は、20型プリウスが30キロ、30型プリウスは35.5キロ。走り方にもよりますが、実際には、街中で20プリウスが20キロ、30プリウスが22キロ程度です。排気量の大きい30型の方が燃費は優秀です。
装備については、30型になってすべてのグレードにスマートキーがついてとても便利になりました。ナビがマルチビジョンでなくなったことで自由度が高まったこともプラスです。最上級グレードのレザーパッケージには、シートヒーターがついたり、新たにソーラーパネル付サンループ車がラインナップされたりと、20型にはないモデルが発売されています。
最近では、家庭用コンセントで充電できるPHV(プラグインハイブリッド車)も発売されました。
ただ、20型プリウスは、ここにきて中古価格もこなれており、お買い得感は20型プリウスに軍配があがるでしょう。